トレーニングを始める前に、私がお客様に必ず伝えるのは「呼吸を止めない」こと。ピラティスのようなゆるやかなトレーニングでも、筋肉を酷使するハードな運動でも、これは変わりません。

美コアトレーニングでは、2種類の呼吸法を使い分けます。１つは、副交感神経を優位に導く呼吸法。鼻から6秒吸い、口から8秒吐くといったように、深い呼吸を繰り返し、横隔膜を意識的に上げ下げさせます。「就寝前に深い呼吸をするといい」とよくいわれますが、実際には、夜に向けてなだらかに副交感神経へ切り替えていくのがベスト。仕事の合間などにこの呼吸を繰り返すことで、深い眠りを得ることができます。

もう１つは、「ラテラル呼吸」といって、脂肪燃焼を促したり、骨格の歪みを矯正させたりするときに使う呼吸法です。お腹をへこませて、骨盤底筋をしっかり締めるのが基本姿勢。骨盤底筋の締め方がわからない場合は、トイレを我慢している状態をイメージしてください。その姿勢のまま大きく空気を吸い込み、お腹をへこませたままゆっくり吐き出します。

スポーツトレーナーとして仕事を始めてから、今年で14年目を迎えますが、呼吸を意識するようになったことで、できるだけきれいな空気を体に取り込みたいと思うようになりました。そのため、休みの日には、海や山など自然の多い場所に行くことを心掛けています。澄んだ空気を肺いっぱいに吸い込むと、都心の空気がいかに汚れているか実感しますね。

美コア東京スタジオは地下にあるため、空気がよどみやすい点がネックでした。スタジオがオープンした当初から空気清浄機を設置していましたが、ただ空気をかき回していただけ。空気清浄機を置いていることに安心して、空気がきれいになっているかどうか、考えたことはなかったんです。

ところが、AIRMEGAを導入してから、海や山などで空気を吸ったときに近い感覚を覚えるようになりました。使い始めた当初、「いままでこもっていたにおいが気にならなくなったね」と、スタッフと話したことを覚えています。細かいチリやホコリを吸い込み、ランプが赤くなっている状態から、きれいに循環できてランプがブルーに変わったときは、特に空気の質が変わったことがわかりやすいですね。

美コア東京スタジオでは現在、トレーニングスタジオでは「AIRMEGA 400S」と「AIRMEGA 150」を、エステルームで「AIRMEGA 150」を使用しています。エステルームに初めてAIRMEGAを置いたときは、外からいらっしゃったお客様の服に付着していたほこりに反応して、ランプがすぐに赤くなりました。それほど瞬時に反応する空気清浄機にこれまで出会ったことがなかったため、AIRMEGAへの信頼度がさらに増しましたね。

機能性だけでなく、デザイン性の高さにも満足しています。美コア東京スタジオのインテリアは、白・黒・赤の3色。スタイリッシュなデザインのAIRMEGAは、パキッとした雰囲気のスタジオにすんなりなじみます。スタジオのイメージを損ねない点も、AIRMEGAを支持する理由の１つです。

AIRMEGAの導入は、空気環境の重要性に気づくきっかけになりました。スタジオの空気をきれいにすることは、お客様の満足度を高めることにつながります。今後は「きれいな空気環境づくり」も、美コアメソッドに取り入れていきたいですね。

人間は汚染された環境に長くいると、嗅覚が慣れてしまい、においの変化がわからなくなってしまいます。美コア東京スタジオでは、アロマ空間コーディネーターがさまざまな状況に合わせたアロマを調合していますが、全く異なるアロマをかいでも、同じ香りのように感じる方が少なくありません。AIRMEGAのように精度の高い空気清浄機を使用して、正常な空気の状態を知ることは、感覚を鋭くするためにも必要だと思います。